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お金があれば何でもできる!?お金で買える意外なモノ3選!

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残暑の候いかがお過ごしでしょうか。突然ですがお金ってほしくないですか?ほしいですよね。それは色んなものが買えるから、ですよね?

今日はもしあなたが巨万の富を手にしたときに買うことができる意外なモノを紹介します!

爵位

爵位はいわゆる貴族階級の人たちの称号のことを指します。中国やイギリスなどの王位制を敷いていた国の上流階級の血筋の人には公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の五爵で階級分けされていました。(差はあります。)

日本でもかつて華族制度として存続をしていました。日本では既に廃止されていますが、創設から廃止までの間に存在した華族の総数は1011家もありました。廃止後、華族会館は霞会館(運営は、一般社団法人霞会館)と名称を変更しつつも存続し、現在も旧・華族の親睦の中心となっているようですね。今でもそういった繋がりがあるのはすごいですね!

イギリスなどでは爵位は未だに権威ある称号です。世襲貴族、一代貴族、法服貴族、聖職貴族などの貴族があり、2020年現在総計814家の世襲貴族家が存在しています。とは言いましても、法的な特権はほとんどありません。かえって1946年には相続税を90%にする法律が制定されたりして悲惨な目に合ってます。また、歴史的に自ら慈善事業への積極参加をしたり進んで特権を放棄してきたため、特権の保持に勤しんだフランス貴族と違い国民からの反感は少なく現代まで続いているそうです。

 

さて、だいぶ前置きが長くなりましたが爵位もお金で買うことができます。
それがシーランド公国です。

シーランド公国は第二次世界大戦中にイギリスが使用した海上トーチカの上に1967年にパディ・ロイ・ベーツが設立宣言をした国家です。国家と言ってもどの国も承認はしていませんが、クーデターが起こったり西ドイツから外交官が送り込まれたりしてます。

「男爵」が日本円にして約3,600円ほど。「騎士号」が約12,000円ほど。「伯爵」が約25,000円ほどになります。購入すると現当主のマイケル・ベーツ公のサインや額縁などのオプションを選択したのちに証明証が送られてきます。ちなみに一部領土の所有権も購入ができます。

これを買うことであなたは爵位を金で買った実績を手に入れることができます。憧れます。

ただし、英国では「詐称を目的としない限り、個人は自らを自由に名乗ることが出来る」と法律で定められているため、民間称号を購入しなくとも、個人的な目的に限れば自ら好きに貴族号を名乗ることが可能とされています。(シーランド公国は一応イギリス司法の外ですが。)つまり、わざわざ証明証を購入しなくても爵位は名乗っていいということです。

月の土地

メリカルナエンバシー社CEOのデニス・ホープ氏が売り出すのは月の土地です。同氏は、「月は誰のものか?」という疑問を持ち法律を徹底的に調べた結果、宇宙に関する唯一の法規定である宇宙条約では、「月の土地は国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及していない。」ということを発見しました。

この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。

価格は2700円で、土地の権利書3枚がついてきます。夜中に望遠鏡で自分の購入した土地を眺めるのもおしゃれかもしれませんね。

ここから法律論のお話です。まず前提として、土地の所有権はその占有状態を国家が認めなければなりません。仮に主権が及ばない土地について民間が占有、管理し始めて所有権があることを表明した場合、国がその土地を自国の領域に編入(追認)することによって、このような民間の主張が認められることになります。

つまり、月はどの国も所有できない以上民間も所有しようがないのです。あくまでジョークグッズとして楽しんでくださいね。

古城

お城、実は買うことができます。フランスなどヨーロッパにはいまだに多くの古城が存在しています。それはヨーロッパのお城は石造りのためなかなか壊れにくく、壊しにくいというヨーロッパの建築様式による理由があるためです。

お値段は様々ですが、お城を販売するサイトを参考にするとフランスで最も安いお城が96万ユーロなようです。日本円にするとおよそ1.2憶円、お安いですかね?お城は文化財のため、様々な補助金や税制上の特典を受けることができます。もちろん一般公開などの条件はありますが、1.2憶円で夢のお城生活ができるのは夢がありますね!

まとめ

以上お金で買える意外なモノ3選でした!爵位と月の土地は意外と安価に手に入るのでぜひ購入して、周りの友達に自慢してみてくださいね!

 

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