はじめに
向寒の候いかがお過ごしでしょうか。
すっかり寒くなってまいりました。
我が家でもこたつを出してゴロゴロしながら漫画を読みふける毎日が始まりまし
た。
さて、冬に漫画を読むとなったらじっくりと長編の漫画を読んでみたいものです。
ワンピース、鬼滅の刃、キングダム、幸いにも日本には魅力的な漫画が数多く
あります。
数多の名作でも、この冬に一気に読みたい漫画と言えばHUNTER×HUNTERです
よね。
このHUNTER×HUNTER、休載の多さや様々な都市伝説が目立ちます。
ということで今回はHUNTER×HUNTERの復活はいつになるのか、打ち切りにな
らない理由などをまとめたHUNTER×HUNTER特集です!
HUNTER×HUNTERとは?
主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であ
ったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険活劇で
す。
収集癖のある冨樫が、収集の面白さを題材として「ハンター」を題名に含んだ作品
を構想し、せっかくなら様々なハンターを描きたいと構想を広げた作品です。
また、作品名であるHUNTER × HUNTERはダウンタウンの番組での「同じ言葉を
繰り返す」というネタから生まれました。
休載の歴史
2006年2月 休載
2007年10月 再開
2007年12月 休載
2008年2月 再開
2008年5月 休載
2008年9月 再開
2008年12月 休載
2009年12月 再開
2010年6月 休載
2011年8月 再開
2012年3月 休載
2012年11月 再開
2012年12月 休載
2014年5月 再開
2014年8月 休載
2016年4月 再開
2016年7月 休載
2017年6月 再開
2017年9月 休載
2018年1月 再開
2018年4月 休載
2018年9月 再開
2018年11月 休載
現在、2018年の11月からの休載が続いています。
今までの最長の休載期間は2年2カ月、来年2021年の2月以降休載が続けば最長記録
の更新となってしまいます。
今なお多くのファンが待っているHUNTER×HUNTER、早く再開してくれるとい
いですね!
休載の理由
重度の腰痛
作者の富樫先生は『週刊少年ジャンプ』の巻末コメントにも「重度の腰痛により執
筆が困難」と掲載されたことがあるほどの腰痛持ちとして知られています。
現在は座って漫画を執筆することが不可能となり、這って生活しているとの噂もあ
ります。
過去のアシスタントの話によれば、腰痛が発症したのは『幽☆遊☆白書』の連載中
だそうです。
そこから年月が経ち、当時よりも腰痛の状態が悪化していてもおかしくありません
ね。
執筆がひとり
富樫先生はレベルEの執筆時よりアシスタントを雇っておらずひとりで執筆してい
ます。
週刊連載をひとりで行うことはどう見ても困難。
時々奥さんでセーラームーンの作者の竹内尚子さんが手伝うとはいえ到底週刊連
載ができるような状況ではありません。
ゲーム
ゲームにハマり、漫画を描くよりもゲームをしていたいがために休載していると言
われることもあります。
読者の間では「冨樫病」と呼ばれ、ネタにされることもあります。
事実、HUNTER×HUNTERが休載を発表するタイミングは数々の有名なゲームが
発売される時期であることが多いです。
なぜ打ち切りにならないのか?
到底週刊連載ができる状況でないことが自明の状況の中、月刊誌やジャンプ+への
移籍や打ち切りにならない理由はなんでしょうか。
昔、ジャンプ編集部が富樫先生へ嫌がらせをした罪滅ぼし
冨樫先生が幽遊白書の完結編を描きたいと言った時に編集部がそれに反対し冨樫先
生への嫌がらせとしてアシスタントを全員買収して引き上げさせた事があったそうです。
アシスタントが編集部に逆らう事なんて不可能、それがトラウマとして残った冨樫
先生はもうアシスタントを雇う事が出来なくなってしまったそう。
その騒動以降、ジャンプ編集部は富樫先生に強い態度に出ることができなくなって
そうです。
その償いとして、未だに連載陣として名を連ねているのではないでしょうか。
売り上げがすごい
HUNTER×HUNTERは計発行部数が7800万部を突破している超人気作です。
歴代発行部数は20位以内に入る作品です。
幽遊白書と合わせると1億部を超えています。だからこそ、休載を数多くしても許さ
れる特権的な地位を築いているのかもしれませんね。
まとめ
以上、HUNTER×HUNTER特集でした!
1990年代から連載を続ける不朽の名作、ぜひこの冬に読破してみてください。